アンマン(2024年6月28日):2025年大阪・関西万博に向けたヨルダン事務局は、6月28日に奈良県の上北山村を訪問しました。今回の訪問の主な目的は、ヨルダンパビリオンの主要展示スペースの建設に使用する高品質な木材(スギやヒノキ)を調達するために、村との協力関係を構築することでした。
ここでの協力の目的は、パビリオンに最適な木材を調達するということだけでなく、上北山村の持続可能な発展にも貢献することでした。地元産の木材を活用することで、地域経済を直接支援し、特に高齢化が進む村の住民にとって貴重な収益源を提供することが期待されます。
ヨルダン代表団は村から温かく迎えられ、持続可能な森林管理に対する村の取り組みについて説明を受けました。また、木材の品質、供給量、調達の可能性について詳細な議論を交わしました。訪問の一環として、代表団は村の製材工場を視察し、木材生産と職人技に関する貴重な知見を得ることもできました。