アンマン(2024年7月4日): 2025年ヨルダン事務局は、早稲田大学の後藤治彦副総長および古谷誠章教授と会談し、学術協力の可能性について議論を行いました。
本会談では、ヨルダンの万博参加に伴い、学生の関与を促進するとともに、早稲田大学との包括的な学術協力の枠組みを構築することに焦点が当てられました。議論の主なテーマとしては、早稲田大学とヨルダンの研究機関との間で、相互の関心と専門分野に焦点を当てた共同研究イニシアチブの計画を策定すること、共同プロジェクトの進捗状況と成果を測定するための強固なモニタリング・評価システムを確立すること、共同研究室のイニシアチブとヨルダン・パビリオンを宣伝し、学界と一般市民の認知度を高め、支援を促進するために、セミナー、ワークショップ、公開講演会などのアウトリーチ活動やエンゲージメント活動を計画することでした。
さらに、Expo 2025の枠を超えた協力として、共同学位プログラムや共同教育イニシアチブといった可能性についても議論されました。加えて、本協力モデルを他の日本・ヨルダンの大学間にも拡張する可能性が検討されました。
ヨルダン事務局が主導するこの革新的なアプローチは、日本国際博覧会協会(Japan Expo Association)や各種メディアから高い評価を受けています。